【EURO2020】 観戦メモ Group League Day1
Group A トルコ vs イタリア
両チームのベース
トルコ
- 4-1-4-1の布陣がベース
- ビルドアップ時はGKも使い、ピッチを広く使う
- CFは攻め残りをして、ほとんど守備に関与しない
- 守備時はミドルゾーンではゾーナル志向。撤退守備は人を捕まえる
イタリア
- 攻撃時は左SBを上げて3-4-2-1に可変。守備時はそのまま4-3-3で行う
- キエッリーニとジョルジーニョを中心にボールを散らして隙を伺う
- インシーニェは内側に絞ってシャドーのような動きをする
- 守備時は3トップで中央封鎖して外誘導
- 相手SHが狩り所で、SBが前に出てプレッシャーをかける
試合のあらすじ
前半
- 互いにテンション高く入る。ボールが落ち着かない展開が10分ほどまで続く
- それ以降はイタリアがボールを握り、撤退守備で耐えるトルコという形になる
- ユルマズがほとんど守備をしないため、制限がかからず好き勝手されたことも一因
- しかし中央に人を割く人海戦術守備を敢行。水際で守り切れていた
- トルコは攻撃時に後ろで繋いでいたが、これは前進ではなく時間稼ぎが目的っぽい
- 初戦なので負けたくない。レギュレーション的に失点したくない。なので堅い内容に
- イタリアは引いた相手を崩す兵器がないようにも見えた
後半
- トルコが左SHにウンデルを投入。イタリアが右SBにディ ロレンツィオを投入
- FW的な選手をSHに置き、チャルハノールをIHへしたので、攻撃的になったトルコ
- しかしその分守備が脆くなり、人海戦術守備ができない状況に
- 翻って、イタリアは右SBにも攻撃的な選手を入れたので、サイド攻撃がより強力に
- 結局トルコが瓦解して失点してしまう
- ここからは集中が切れたことと、前掛かりになり始めるトルコ
- しかも中盤の底を2枚替えした結果、守備陣の前にスペースが出来上がることに
- 選手交代によって自滅したトルコという印象が強かった
- しかしそれを仕留めるイタリアも強いなという感想
パスマップ
トルコ
- 両CB+GKで主に回していた(後ろでのパス回しが多かった)
- 縦パスを入れていたのは主にソユンク
- チャルハノールまではボールが集まるも、そこから先にパスが出ていない