hiro's football report

国内外、カテゴリー問わなずサッカーのマッチレポート風なものを掲載

【2021 J1 第5話】Wボランチを封鎖せよ!

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相手の弱みを突いて戦うんだ!

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ボス

今日はみんなに守ってもらいたい約束事がある。

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扇原

約束事ですか。どんな内容なんです?

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ボス

徳島はボランチを押さえられると厳しい。だから彼らを徹底マークするんだ!責任は取る。それが私の仕事だ。

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皓太

わかりました。そこが試合のポイントなんだ…頑張らなきゃ!

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ボス

それ以外は君たちに任せる。よし、今日も勝とう!!

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選手一同

はい!!

 本日のミッションは相手ボランチの徹底マーク。つまり、Wボランチを封鎖せよ!ということになります。さぁ、マリノスは踊らされずに任務遂行できるのでしょうか。

みんなでボランチを封鎖する

 試合開始のホイッスルが鳴り響きました。選手たちはボスに言われたこと守ろうと必死に走ります。

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大然

いつもはマルコスと一緒に突っ込んでたけど、今日はボランチ封鎖だからな。しっかりここでマークすることが肝心だ。

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マルコス

大然がついてるから俺は追いかけていいっぽいな。

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マルコス

こら待て!ボールを奪ってやるぅ!!

 大然がボランチを封鎖してるので、マルコスは自由に相手を追い回せる状況。いつもは2人ともピューンと駆け出しているところですが、今日は言いつけがあったのでそれを守ります。これにより、徳島は後ろに下げることを選択。

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 相手がキーパーまで戻したので、第二フェーズへ以降。大然が前に出る代わりに、今度は皓太がボランチにつきます。

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大然

よし、キーパーまで下げたな。次は俺が出ていい番だ。いくぜぇぇぇぇ!!

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皓太

お、大然が出ていったか。じゃあ今度は俺が上がってボランチを封鎖しなきゃな。

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岩尾

うーん…解放されたと思ったら、今度は別の選手がつくか。どうしたものか…

 扇原も小西につき、徹底的に封鎖。ボランチだけは空けちゃいけない!そんな強い意志がビシビシと伝わります。

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マルコス

よっしゃ、どこまでも追いかけるぜ!うりゃああぁぁぁ!!

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大然

おっ、マルコスいってるね~。俺もどんどん迫っちゃうよ!

 マリノスが誇る韋駄天スキンヘッドコンビによる猛襲。これには徳島の選手たちもたじたじ。

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福岡

はっや!?いやぁ、映像では見てたけどここまでとは…やっぱ見ると感じるとでは違うわ。

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安部

うわあぁぁぁ!きついって、速いって!!これ前に蹴るしかないかな…

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皓太

おっ、相手蹴りそうだな。そうなると後ろがスカスカで危ない。宮代へのマークに切り替えますか

 マリノスの勢いに押される徳島選手たち。後ろから繋ごうとしていましたが、リスク回避のため前に大きく蹴り出そうとします。

 ボランチ封鎖のため多くの選手が前に出ているマリノス。そこをひっくり返されてしまうと、後ろは人手不足な状態での対応を強いられてしまいます。それを防ぐため、相手の様子をしっかり見ていた皓太が気を利かせて戻ってきました事件はベンチで起きてるんじゃない、ピッチで起きてるんだ!それを体現したかのようなプレーを見せます。

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安部

くっ…近くは全てマークがついてる状態か…出すところがねぇ…仕方ない、前に大きく蹴り出すぞ!

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扇原

よし、追い込み漁がうまくいった!追い詰められた相手は大きく蹴ってきたぞ。じゃあ、あとは後ろよろしくね。

 とうとう繋ぐことを諦めた徳島。ここで奪われたら危ないですしね。リスク回避を優先し、前方へ大きく蹴り出しました。しかし、それこそマリノスが狙っていたこと。待ってました!と言わんばかりに、そのボールを回収します。

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アゴ

みんなありがとう!これこそ狙い通りだな。あとは俺に任せておけ!

 こうして相手に蹴らせたボールをチアゴが回収。ボスの言いつけを守り、ボランチを封鎖できたからでしょう。事前の調査が功を奏しましたね

 しかし、万事全てうまくいったわけではありませんでした。特に後半は「相手ボランチ封鎖できません!」という状況も。押される場面もありましたが、何とか無失点で試合を終えることができました。

【2021 J1 第5節】横浜F・マリノス vs 徳島ヴォルティス

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スタメン

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横浜F・マリノス

  • 負傷したティーラトンの代わりに高野が先発
  • ボランチが皓太になり、岩田はベンチに
  • その他は前節と同じメンバー

徳島ヴォルティス

  • 前節から先発を6人変更
  • 垣田が初めて先発を外れる
  • 藤田譲瑠チマはメンバー外

試合のポイント動画

マリノスの徳島対策

中継点を封じろ!

 前節の福岡戦の前半、ハイプレスをかける相手を華麗にかわした徳島。長年の取り組みにより、相手のハイプレスに簡単に屈しない模様です。しかし、後半になって形成が逆転。2トップではなく、トップ下を置くように。必ずボランチを監視することで前進を阻害します。ビルドアップのへそを押さえられた徳島は大苦戦。ショートカウンターを受ける頻度も増えました。

 ボランチを塞がれて苦戦するのは、その前の川崎戦も同様でした。そのため、ハイプレス耐性はあるが、ボランチを封じられると厳しいということがわかります。マリノスもこの試合でそれを実践しました。

  1. まずマルコスか大然の片方が相手ボランチを捕まえる
  2. ハイプレスのため両名が前に出た場合、ボランチが相手ボランチを見る
  3. ボールがサイドに寄ったときは、逆サイドのウイングが内に絞ってボランチにつく

 いつもなら最初から大然とマルコスが突っ込むのに、この日は必ず片方がボランチ(特に岩尾)につくことを徹底。浦和戦と比較したらわかりやすいでしょう。これは明らかに徳島を意識したプレスでした。考えたプレーもできるようになったんですねぇ…

動的な浦和と静的な徳島

 前節戦った浦和は、相手の位置に応じてポジションを変えて対応。今節の徳島は、オリジナルポジションを大きく外れないように立ち位置を取る形。相手より優位な位置を取ることで、ボールの前進を図ることは両チーム共通の理念です。しかし、そのアプローチが真逆なのです。

 浦和のメリットは、相手に応じた柔軟な対応ができるところ。デメリットは攻守が入れ替わったときにバランスを崩しやすいところです。徳島はその逆ですね。そうなるとマリノスの対応方法も変わってきます。

浦和戦のプレス

相手がポジションバランスを崩すので、こちらもバランスをあまり考えずに対応できる

徳島戦のプレス

ボランチ封鎖を優先しつつ相手をマークするので、自身のバランスも崩れにくい

 浦和戦の場合、相手がポジションバランスを崩すため、こちらも崩して対応。自分たち以上に相手のバランスを崩せればOK、という考え方ですね。互いにバランスを崩しているため、オープンな試合になりやすいのも特徴です。相手の守備が整う前に攻撃できるからこそ、あれだけ多くのチャンス生まれました。

 翻って、徳島戦は相手がバランスを崩さないやり方を取っている状態です。ボランチを塞ぐため、こちらのプレスが抑制されたこと。ポジションを守る相手をマークするので、こちらのポジションも崩れにくいこと。この2つが重なり、クローズドで静かな試合になりました。ロースコアなのも得心がいきます。

 相手のやり方に対応したことと、そのやり方が合わさった結果、それぞれの試合展開になりました。サッカーは相手がいるスポーツなんだな、ということを再認識するような試合だったと思います。

意思統一の重要性

蹴るの?繋ぐの?

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  • 本来は繋ぎたいときでも、想定外のプレススピードに蹴らされることも
  • 繋ごうとして下りる選手と、裏抜けを狙って走る選手で考えが割れる
  • 攻め方の意思疎通が取れないので、中途半端な攻撃になってしまう

 この試合で徳島がやろうとしたことと、実際どうだったかを岩尾が語っていました

今日も同じように相手のプレスが来ることがわかっていた中で、自分たちがプレスを受けないでボールを保持することを前提として試合に入りました。

 このように繋ぐ姿勢があったからこそ、後ろで保持しているときに前線からヘルプに下りることがあったのでしょう。

リスクを回避して、ボールを前に入れることも選択肢の一つとして持っていこうという話がみんなの中にもあったのですが、それがウエイトとしてあまりにも大きくなってしまった印象もあります。ただそれ自体が悪かったとは思ってはいません。

 しかしマリノスのプレスに対抗するため、蹴ることも視野に入れていた模様。これは、最前線が裏抜けしようとする姿勢からも読み取れます。

 後ろから繋ぐことと、前へ蹴ること。この2つを状況に応じて使い分け、うまく相手ゴールまで迫りたい。これが理想の形だったのでしょう。しかし、現実はそううまくいかないものでして…

相手のスピード感や、選手個人が感じているプレッシャーや、ボールを持っている選手の判断のところは、自分たちがコントロールしているというよりは、相手のプレスによって蹴らされたり、繋がされたり、コントロールされているような受け身のプレーが多かったのかなと思います。

 自分たち本意でなく受け身になるプレーが多くなった結果、2つの狙いが入り交じることに。上図がその典型だったでしょう。大然のプレスが早すぎて、本来なら繋ぎたいのに蹴らされてしまった。その結果、蹴った先にいる選手は1人だけなんていうことも。

 繋ぐのなら、各選手がその想定でパスコースを作るとスムーズです。蹴るのなら、落下点付近に多く人を割くことで、こぼれ球を拾いやすくなる。それぞれで攻めやすい形を作るためには、多くの選手で意思疎通が必要になります。しかし前半はそれがなかったため、効果的な攻撃が少なかったのでしょう。

揃い始めた意識

 後半になり、徳島の守備が変わります。これについても岩尾がコメントしていました。

守備のところで、自分たちがインテンシティを高めて相手の選択肢を奪ったのが一つのポイントです。相手の疲労やポジショニングミスもあると思いますが、こちらからアクションをしたことで、ある程度自由を奪えたことは守備に関しては良かったと思います。

 前半もマリノスを引っかけることがありましたが、そのプレスを強化。これが成功することで、受け身な体勢を打破することに成功。その影響は攻撃面にも波及します。

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  • 下りた選手を利用してビルドアップすることができるようになる
  • 蹴るときは前にいる選手全員がボールに近寄って抜け出そうとする

 攻め方の意識が揃い始めたことで、敵陣に入る頻度も増加。うまくいくようになったことに加え、垣田を投入したことが更なるブーストに。強くて速い彼が入ることで、多少アバウトなボールでも前進できるようになります。

 こちらのビルドアップが引っかかることも増え、苦しい時間が続くことに。しかし、最後のところでなんとか踏ん張ることができました。

ただその後の攻撃に関しては、意図的に作り出したいい形というのは、やっていてそれほど感じませんでした。(中略)自分たちがいい状態でボールを奪った時に、いい形でボールを動かすとか、いい立ち位置に選手がいてそこにボールを入れるとか、受ける選手もその次を考えるとか。1人目と2人目の選手だけではなくて、3人目、4人目、5人目という他の選手が関わってこないと、確率の高いゴールというか、自分たちの意図したゴールは生まれてこないと思います。

 フィニッシュについては、岩尾も思うことがあったようです。

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 コメントで語っていた、他の選手が関わってくる形を体現したのがこのシーンだったでしょう。

 これはポジションバランスを崩したものですが、シュートに至るまでにはこういった動きが必要になることもあります。チームの約束事と、ピッチで起きてる事象との間で板挟みになるのがサッカーだと思います。この殻を破れる選手が増えれば、戦術が浸透してきていると言えるのかもしれません。

スタッツ

sofascore

www.sofascore.com

SPAIA

spaia.jp

Football LAB

www.football-lab.jp

ラッキングデータ

www.jleague.jp

所感

守備から攻撃へ繋がりきっていない

 この試合は相手を塞ぐプレスを選択したので、徳島選手たちのポジションは崩れにくいです。前でボールを奪えても、そのままショートカウンターが突き刺さることは少なかったですよね。なので、ボールを奪ってからじっくり攻める選択も必要だったでしょう。

 しかし浦和戦の余波があったのか、この試合でも奪って速攻をしかけてしまいます。それだと徳島相手に中々ゴールを割れないですよね。相手のバランスが崩れにくい守備をしているのに、奪ってからは相手が崩れた前提で攻撃している。攻守が繋がりきってないなぁ、という印象を持ちました。

 まぁ相手への対応を徹底し始めたのは今季から。そういう背景を考えると、それを実践できるだけいい進捗具合なのだと思います。それを攻守に渡って繋げていくのは、これから先の課題ということで…ここからしばらく休息が入るので、その間に振り返りと整理をしたいところですね。

【2021 J1 第4話】おい!ちょ、待てよ!

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スタメン

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横浜F・マリノス

  • アゴは開幕からずーっと連勤。お疲れ様です!
  • 大然も前節フル出場ながらこの試合も先発
  • 岩ちゃん、第一子出産おめでとう!!

浦和レッズ

  • 前節と全く同じスタメン(立ち位置は違うけど)
  • 小泉の名前は『かほ』じゃなくて『よしお』って読むんだよ

リカ将による叱咤激励

 今季から就任したリカルド監督。今までの浦和とは違う新しいスタイルを根付かせるため、試行錯誤を重ねています。熱いハートの持ち主でもある彼から、選手たちに激励の言葉が送られました。

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リカルド監督

さあ、いよいよ試合だ。相手は自分たちと同じ攻撃的なスタイルを貫くチームだ。我々もそういうサッカーを見せようじゃないか!精一杯プレーし、存分に楽しんでいこう!!

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浦和選手一同

はい!!

 今までの試合で見せたボールを握り、ハイプレスを仕掛ける果敢なスタイルをぶつけたい浦和。前節勝ったこともあり、士気が高い様子。自信もついているようです。

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伊藤 敦樹

それとなく、いつどこへ動けばいいかがわかった気がする

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槙野

まだ考えなしにできるレベルじゃないけどな。それでも随分スムーズにできるようになったよな

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阿部

そうだね。佳穂の高いスキルもあるし、今の自分たちはそれなりにやれるんじゃないかな

 まだ選手たちの動きが完全に自動化される域ではないですが、多少時間があれば自分たち本意に試合を進められる自信があるようです。やはり勝利はいいものですね。

 対するマリノスは果敢にプレスを仕掛けてくるでしょう。そして相手もボールを保持する意識を持ったチーム。似たようなことのぶつかり合いは、どちらに軍配が上がるのでしょうか。

速さは正義

 さて、試合が開始されました。マリノスのプレスは勢いがすごく、寄せてくるスピードが速かったです。これに浦和の選手たちはたじたじ。

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 小泉から宇賀神にボールが渡りますが、扇原が猛烈な勢いで押し寄せてきました。

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扇原

うぉぉぉぉぉお!!待てえええぇぇぇぇえ!

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宇賀神

えーっと、今ここでボールもらったから、次はこのあたりに送ればいいのかな。誰かいるかn…

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宇賀神

えええぇぇ!?なんかすごい勢いでこっちくる。えーっと、えーっと…ごめん、確実に空いてる拓也よろしく!

 ものすごい勢いに押された宇賀神。落ち着いて考える時間がなかったようですね。ものすごい速さで寄せ、相手の思考時間を削る。制限時間が短いと、簡単な問題でも焦っちゃいますよね。強制的に相手をテンパらせちゃいます。相手からしたら、「おいちょ、待てよ!」って言いたい状況だったかもしれません。

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岩波

ウガさんかなりきつそうだったな。ボランチが前に出てきてるし、ここは一発俺が前に蹴って状況をひっくり返そう!

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大然

ぬあああぁぁぁぁぁ!!

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岩波

うおっ!?何だあの速さは!?長いボール蹴るには助走いるし、振り足も大きいから時間かかるんだよな…仕方ない、ここは周作さんまで戻そう

 スピードをもって相手に近付くことは、準備時間を削る効果もあります。時間のかかる大きな動作はしづらくなることに。高くジャンプするのにも、踏ん張る時間が必要ですよね。それなしに飛ぶと低くなるのは当たり前のこと。大きな力を使う動作は、それなりに時間が必要なのです。

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西川

最後方で見てた俺は冷静だぜ。ほい、勇樹くん。そこなら余裕あるだろうから後よろしくね

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マルコス

うぐおぉぉぉぉおお!

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阿部

これはまえd…じゃなくてマルコスか!ややこしいわ!!それにしてもこのタイミングはまずいな…仕方ない、ここは前向きな拓也につけるか。

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岩波

よし、下げてもらったな。じゃあ次は…

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マルコス

俺の勢いは止まらないぜぇぇえ!!!

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岩波

またしてもっ!?じゃあ空いてそうな敦樹。よろしく!

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扇原

ふぉぉおおおお!!!

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伊藤 敦樹

マジか…はっや…下げようにも後ろは敵がいるしな…ちょっと無理やりだけど前に蹴るか

 ここも猛スピードで押し寄せた扇原。バックパスをしたくとも、後方には大然やマルコスがいる状態。仕方なく前に蹴ったボールは、扇原にぶつかってマルコスの元に。

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マルコス

よっしゃー!ボール奪ったぞ!さぁ、カウンターだ

 整っていない相手陣地マリノスの選手たちが急襲。中央に送られたクロスを仲川が落とし、大然が2点目を奪いました。

 君がいい位置を取ろうとするのなら、僕はスピードでそれをさせない。まるでそう言ってるかのようなプレーを見せてくれました。

 このように、マリノスのスピードが浦和を上回ることがあれば、浦和のパス回しがマリノスのプレスを上回ることも。スピードで相手を破壊する実にマリノスらしいやり方だったように思います。

試合を終えて

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リカルド監督

みんなよくやった。これが私たちの現在地なのだろう。しかし、全く歯が立たなかったわけではない。自分たちのアイデンティティを表現できた時間もあった。これからもっと成長していこうじゃないか。次こそは勝つぞ!!

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選手一同

はい!監督!!

全体的に試合を通して彼らのほうが上回ったという印象です。3失点以外にもチャンスを作られてしまって、彼らのほうが本当に上回っていました。ただその中でも、われわれもうまくプレスを掛けられたり、ボールを握れるような良かった時間ももちろんありました。チャンスを作ってゴールに迫るシーンもあったので、今後そういったところを改善していければと思います。

 リカルド監督もこのようにコメントしていまいた。マリノスとしては、年月と成功体験の差を見せられてよかったなぁと思います。今の時点でこれだけやれていたので、再戦のときはもっと化けてるかもしれませんね。恐ろしや…しかし、こちらもその分成長しているはず。今度は埼スタでお会いしましょう!またそのときまで!!